天才逝く シド・バレット
シド・バレット この名前でいったい何人の日本人が反応するのだろう?
去る7日に60歳で他界されました。かのモンスターバンド、PINK FLOYDの創設者。
PINK FLOYDといえば代表作「ザ・ウォール」「アニマルズ」「狂気」3作が出てくるのではないかと思いますが、私は代表作は?と聞かれると「夜明けの口笛吹き 」と答えています。
理由は、「夜明けの口笛吹き 」の全11曲中1曲を除いて全てシド・バレットが作詞・作曲しています。当時のサイケ調な中、独特の世界観をもつ各曲は、後半の大作主義のPINK FLOYDからは想像できない楽曲ばかりです。しかし、1973年リリースの「狂気」までの7枚のアルバムを聴くと、、「夜明けの口笛吹き 」での実験的なアイデアをひとつひとつ紡ぎ出してきているような気がしてならないのです。
つまり、発売以降15年にわたってアメリカビルボードTOP200にランクインする名作「狂気」は、シド・バレットのアイデアによる彼が実現してかった楽曲ではないかと・・!!シドとロジャーの2人のコンセプトで結成されたと言われるPINK FLOYDで、もう一人の奇才ロジャーは7年の歳月をかけ、シドの世界観を表現してきたのではないのかという気がします。
暑い夏に聴くようなサウンドではないのですが、寝苦しく眠れない夜があれば、エアコンのある涼しい部屋で静かに7枚のアルバムを夜通し聴いてみたいものです。
そうするとどこからか、白々とした夜明けに口笛が聞こえてくるかもしれません。
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